No. 45 (May 4, 2026) 電磁波
- hiroizumidc
- 5月4日
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「電磁波」とは一体何なのでしょうか?コンセントがささっている所など、電圧がある場所には必ず発生する「電場」と、実際に電流が流れた時に発生して生まれる「磁場」の両方が、同時に存在する空間を「電磁場」と言いますが、その電磁場が空間を波のように伝わることを「電磁波」と言います。電磁波を出す物の具体例には、携帯電話、Wi-Fiルーター、IHコンロ、電子レンジなどがあります。
以前から電子レンジの電磁波がよくないというような話はありましたが、最近の我々の生活で一番問題なのはスマホ、Wi-Fiや5Gなのではないかと思います。一般的には、これらの電磁波による体への影響は「ほぼない」とされています(よくあるパターンですね)。しかし実際には、電磁波によるリスクを示唆するスタディーは山ほどあり、頭痛、疲労感、不眠、多動、記憶障害、てんかん、免疫障害、炎症、アレルギー、DNA損傷、癌、不妊、高血糖など、多くの症状の原因になりうることがわかっています。(文献のリストはこちら)
電磁波は目に見えない物であり、痛みやかゆみというようなすぐに認識できる症状は通常起こさないので、「またまた根拠のない陰謀論でしょ~」と流す人も少なくありません。しかし実際のところ、人間の体は常に電気信号を使って機能しています。心臓の拍動は電気のリズムのお陰で成り立っていますし、脳細胞や神経細胞は活動電位と呼ばれる電気信号によって情報を伝えています。心電図や脳波図はその電気活動を測定するものです。心臓や脳に限らず、実は私達の体を構成する細胞の一つ一つも、細胞壁の外と内側との電位差の変化によって全ての活動が制御されています。このように、人間の体は電気的な存在なので、身の周りの電磁波によって影響を受けるのは実は当たり前なのです。
しかしこの現代社会では、完全に電磁波を避けることはもはや不可能です。和泉家でもWi-Fiルーターは寝室から離れた場所に設置したり、携帯は必ず飛行機モードにして寝たりと、気を付けてはいるものの、隣の家にもルーターはあるでしょうし、外を歩けばみんな携帯電話を持っています。子供達が毎日何時間も過ごす学校でさえもWi-Fiが入っています。ではどうすれば電磁波による被害を最小限に食い止めることができるのでしょうか?
電磁波による影響は、金属を多く体にため込んでしまっている人ほど受けやすいことが分かっています。ラジオのアンテナが電波をキャッチするのと同じように、体内の金属が電磁波を拾ってしまうようなのです。Electromagnetic Hypersensitivity(EHS、日本語では電磁波過敏症)は、電磁波に反応して皮膚の問題と共に自律神経系の症状を起こしますが、ヒ素、水銀、鉛などの重金属が神経を衰弱させることがその背景にあるとする主張もあります。ということは、体に毒になる重金属を体にためこまないように努力することが、電磁波からの悪影響を受けないために大切である、ということがわかると思います。
重金属をため込まないためには、まずはそれらを体に入れないように気を付け、 体の解毒能力をできる限り高く保つことが重要になります。 ゼロにすることは無理でも、解毒がスムーズに行われれば、脂肪や脳や内臓での蓄積を最低限に食い止めることができるのです。日本では歯の治療に未だに水銀を含むアマルガムが多く使われていますが、それを除去することで体の調子がよくなるケースは実は数多くあります。加工食品、化学調味料、農薬、薬、アルコールなどは極力避け、食事をクリーンにし、胃腸を健康に保ち、睡眠を充分にとり、運動でリンパをまわすなど、生活全体を整えること、それからアブラナ科の野菜(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ケール、パクチーなど)をたくさん日々の食事に取り入れることも、解毒を促すために大変有効です。
もう一つ、電磁波による体へのインパクトに大きく関係する栄養素があります。アルカリ性ミネラルの一つで、野菜に多く含まれる「マグネシウム」です。電磁波は、細胞膜についている「カルシウムチャンネル」というものに働きかけ、細胞の正常な機能を妨げるのですが、そもそもこの現象はマグネシウムが充分に足りていれば起こりにくいことがわかっているのです。マグネシウムは、土壌が痩せてしまっていることと、ストレスが多くアルカリ性ミネラルを大量に消耗する現代人の生活スタイルによって、ほとんどの人が欠乏しています。しっかり野菜を摂り、ストレス(精神的ストレスだけでなく、体に負担になる物は全てストレス)軽減を心がけることが何よりも大切ですが、それでも欠乏が補えない場合は良質のマグネシウムサプリメント(日本では売られていないので海外から買う必要があります)を摂ることも良いでしょう。ちなみに血液検査のマグネシウムの値は、あくまでも血中のマグネシウムの量であるため、体全体を見た時にマグネシウムが充分に足りているかどうかは測れないことも付け加えておきます。
電磁波の影響で生じる症状には非常に様々なものがあるので、何らかの不調があった時に、その原因を電磁波と断定するのはほぼ不可能です。しかし、電磁波対策としてできる生活習慣の改善は、体全体を強めます。解毒能力を高める努力を常日頃から惜しまず、野菜をたくさん摂るようにする、このことを是非実践してみてください。





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