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プロフィール

登録日: 2021年2月7日

記事 (44)

2026年3月26日6
No. 44 (March 26, 2026) アレルギー体質ができる仕組み
フロリダも日本も、花粉症が一番辛い時期ですね。年齢にかかわらず、アレルギーを持つ人は確実に増えています。アレルギーは体質によるものであり、アレルゲン(アレルギーを起こしている物)を避ける以外には対症療法しかない、という前提が一般的です。しかし、人間の遺伝子はそんなに短期間では変わらないので、何らかの環境的なものが原因でアレルギーを持つ人が増えている、という見方の方が理にかなっています。 実は アレルギー体質は、生まれつき持って生まれるもの、と言うよりも、「作られるもの」 なので、機能性医学的アプローチを用いることで、アレルギー体質が作られることを避けること、もしくは症状を軽くすることは、大いに可能なのです。では、そもそもどうやって「アレルギー体質」というものは作られるのでしょうか? アレルギーとは、本来であればただ何事もなく体外へ排泄されるはずである無害な異物に対して、免疫機能が過剰に作動し起こる炎症反応です。具体的には、肌のかゆみ、湿疹、鼻水、鼻詰まり、咳、嘔吐、腹痛、下痢などの症状があります。何故過剰反応してしまうのでしょうか?免疫学的には、...

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2026年3月26日3
No. 43 (February 20, 2026) 健康の秘訣:筋肉量
日本では、特に女性の間で「細くて痩せていることが美しい」という美的感覚が一般的にあるように思います。もちろん、体型の好みは人それぞれですが、臨床の現場にいる立場から、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。それは、 痩せていることと、健康であることは、必ずしも同じではない 、ということです。 多くの日本人女性は、欧米人と比べれば体重は軽く、見た目も細い傾向があります。しかし、だからといって、より健康的であるとは限らないのです。実際に、日本人女性の間で非常に多く見られるのが、 筋肉量が極めて低い という状態です。筋肉量が低いと、次のような問題が起こりやすくなります。 ・低体温 ・免疫機能の低下 ・疲れやすさ ・睡眠の質の低下 ・関節や体の痛み さらに見落とされがちなのが、 痩せていても内臓脂肪が増えているケース です。体重は軽くても、筋肉が少なく脂肪の割合が高い状態を、一部の研究者は 「スキニーファット(Skinny fat)」 と呼んでいます。この状態は、見た目からは分かりにくいにもかかわらず、 ・血糖の不安定 ・慢性的な炎症 ・将来的な生活習慣病リスク...

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2026年2月19日4
No. 42 (January 20, 2026) 胃腸の不調を感じている人が増えている、その理由と対策
なぜ今、胃腸の不調を感じる人が増えているのか ここ数年、逆流性食道炎や、お腹の張り、ガス、下痢や便秘を繰り返すなどといった、胃腸の不調を訴える方がとても増えています。これは、特定の体質の人だけの問題ではなく、今の社会環境の中で多くの人に起きている、ある意味では自然な反応とも言えます。 特にコロナ以降、生活リズムや働き方、食事の内容、人との関わり方などが、コロナ前と比べて大きく変わりました。リモートワークが以前よりも可能になったことで、活動量が減り、画面を見る時間が増え、人との接触も少なくなり、気づかないうちに心身が常に緊張した状態で過ごしている方も少なくありません。こうした変化は、まず真っ先に「腸」に影響します。 腸は、ストレスと生活リズムの影響を強く受ける 腸は、食べたものを処理するだけの臓器ではありません。自律神経や免疫システム、ホルモン分泌と密接につながっており、心身の状態をとても正直に反映します。 抗生物質の使用、過剰な除菌、保存がきく食品の増加なども、腸内環境に影響を与えますが、それと同じくらい大きいのが「生活の緊張状態」です。忙しさや不安、情報過多が続くと、体は常にア...

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