【痩せられない原因はこれかも?!】
4つのボディータイプ③:肝臓タイプ

December 15, 2021

☆肝臓☆
肝臓は、アルコールや薬物などを解毒する臓器であることが一般的にはよくしられていますが、それだけではなく、消化の臓器から体内に吸収された栄養素や、体に侵入した細菌やウイルス、体内で生成されたホルモンなどをフィルター/分解したり、血糖値を調整したり、消化に関わったりと、実に多くの機能を持つ臓器です。肝臓の機能が低下すると、消化の問題や頭痛、肌荒れなど様々な問題を引き起こすだけでなく、うまく脂肪を燃焼させることができなくなり、お腹がポッコリと出た体系になって行きます。

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☆肝臓タイプの特徴☆
以下にあげたサインや症状がある場合は、肝臓タイプである可能性があります。

◎胃の辺りからお腹全体が出ていて、体がむくむ。
いわゆる「太鼓腹」、「ビール腹」と言われる体型です。これは実は脂肪だけの問題ではなく、水分をはけないことによる「水太り」なのです。

◎肌の問題がある。
ニキビ、吹き出物、肌荒れ、湿疹、シミやそばかすが多いなど、何らかの肌の問題がある場合が多いです。女性ホルモンであるエストロゲンも肝臓で処理されるので、肝臓に負担がかかっていると、生理前に肌が荒れる原因となります。

◎消化の問題がある。
胸やけ、あぶらっこいものが苦手、食後の膨満感、げっぷ、ガス、胆石、下痢または便秘など、消化がうまく行ってないことを示す何らかのサインがあります。

◎メタボの問題がある。
高血圧、高脂血症、高血糖、高コレステロールなど、メタボリック症候群と言われる問題があるのは、肝臓タイプの典型です。

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☆肝臓タイプになる原因☆
肝臓に負担をかけるものは全て原因になりえます。アルコール、加工食品や調味料に含まれる食品添加物、農薬などはもちろんですが、胃腸で消化吸収されたものは一度全て肝臓を通るため、消化がうまく行っていないと肝臓はそれを処理せねばならず、大変な負担となります。また、肝臓は血糖値のコントロールの役割も担っているため、血糖値を激しくアップダウンさせる甘い物、アルコール、糖質中心の食生活なども肝臓にとって大きなストレスとなります。
脂肪を燃やすホルモンである成長ホルモンやIGFは肝臓を通して働くので、肝臓の機能が低下していると痩せることができません。水はけも悪くなるので、どんどん水太りして行ってしまいます。また、老廃物や毒の多くは脂肪細胞に蓄積します。肝臓機能が落ちていると、脂肪が燃える際に解き放たれる毒を処理することができないため、体はあえて脂肪を燃やさないようにします。
このように、慢性的に肝臓に負担をかけ続けるということは、どんどん痩せにくい体質を作って行ってしまう原因となるのです。

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☆タンパク質不足☆
体に良い食事法、と聞くと、まず肉や魚や卵などの動物性タンパク質を少なくした野菜中心の食べ方を思い浮かべる方が多いようです。しかし、毒を体外へを運搬してくれるのもタンパク質なので、そのタンパク質が欠乏すると毒を体外へ出せなくなり、体内に毒がどんどん蓄積し、肝臓に更なる負担をかけ、少量のケミカルにでも敏感に反応するようになったり、アレルギーが出やすくなったりします。また、タンパク質をきちんと食事から摂っていたとしても、消化がうまく行っていなければそれを消化吸収することができず、結果タンパク質不足に陥るケースも多々あります。肝臓の機能が低下すると水はけが悪くなるのも、実はこのタンパク質欠乏と大きく関係しています。体が必要とするタンパク質を食事でしっかり補うこと、そしてそれがきちんと消化吸収されていることが、痩せるためには必要不可欠なのです。

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☆肝臓タイプであることを放っておくと…☆
肝臓にはたくさんの役割があるので、肝臓に負担をかけることによって引き起こされうる問題はたくさんあります。また、解毒機能の低下が体内のいたるところで炎症が起きる原因となり、更に問題を深刻化させていきます。肝臓は沈黙の臓器と言われるように、肝臓に負担がかかっていることが血液検査などで示されるまでには相当なダメージと時間が必要で、また薬などによる対処法もあまりないため、肝臓の問題は肝硬変など深刻な状況になるまで放置されることが少なくありません。しかし、そこに至るまでにも体はたくさんの警鐘を鳴らしています。肝臓の細胞は再生可能なので、長年の不摂生を短期間で帳消しにすることは無理だとしても、生活習慣を正すことで解消できる問題はたくさんあります。体の声をしっかり聴き、肝臓の機能回復を図ることは、寿命を延ばすだけではなく、毎日を快適に楽しく過ごすことを可能にするためにとても大切なことなのです。

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​次回は「甲状腺タイプ」について紹介いたします。

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